先週、先々週読んだ本

大正時代を訪ねてみた―平成日本の原景
「大正時代を訪ねてみた」
内容は面白いんだが、本全体の締めの論調が結局は産経だなーって感じで読後感はいまいち。
大正時代は「大正デモクラシーって誰が煽動したの? それとも自然発生的に起こったの?」とか「大正天皇の病気って結局何だったの? 遠眼鏡事件はガセ?」とかいろいろ興味をそそるところがあるので、関連した本も読んでみたい。


タモリのTOKYO坂道美学入門
タモリのTOKYO坂道美学入門」
タモリの文系っぽさが昔から好き。四カ国語麻雀とか中洲産業大学とか、タモリの文系センスを継承している人っていないように思う。「今夜は最高」が終わった頃からタモリ自ら文系っぽさを封印していたけど、最近復活してきたような気が。
鉄道関係のエッセイや紀行なんか書いても面白く読めるかも。


最後の対話―ナショナリズムと戦後民主主義
「最後の対話―ナショナリズム戦後民主主義
大塚英志の言説は話半分にしとこうと思いつつも、やっぱり親和性を感じてしまう。困ることはないが困ったもんだ。