嫌な夢

雨の中、23時頃までに新横浜にある会社に着かなければいけないと家を出たのだが、東急に乗ってあざみ野に行こうとすると、宮前平折り返しの電車が来たり、途中駅で待ち合わせをしたりして、なかなかあざみ野までたどり着けない。
ようやく着いて、横浜市営地下鉄に乗り換えたと思ったら、全然関係ない東急バスに乗っていた。バスは百合ヶ丘とよみうりランド前の間あたりにある鄙びた温泉行きであった。それなら小田急に乗ればいいかと思って運転手に接続を聞くと「小田急方面には接続していない。終点まで行って、このバスで折り返して元の場所に戻った方がいい」と言われる。
終点はバラック建ての大きな待合所になっていて、その中にバスは乗り込んでいく。体育館くらいの広さの、薄暗い待合所の中には、青い制服を着た高校生の集団が整然と並び、うつむいて無言でバスを待っていた。「陰気な待合所だなぁ、一体この場所でどれだけバスを待てばいいのだろう」と思い、私も陰鬱な気分になった。外では雨が大きな音でざあざあと降っていた。
目が覚めると外はものすごい雨だった。