続々・青ガエル

リンク元からもうちょっと調べてみた。
未来の渋谷へキックオフ!:渋谷区議会・文教委員会
石綿問題で「渋谷から日本を変えた」渋谷区議平田日記:さっぱりわからん渋谷区行政
前者は岡野雄太氏の、後者は平田喜章氏のブログで、お二人とも渋谷区議会議員である。
前者より引用

民間交番については、警察から許可が出ず、
8月開設予定が延びて、10月26日に設置されることになりました。
ハチ公前広場には、警視庁の交番が現在あり、
民間といえども交番を作ることは難しく、
また、ハチ公広場は道路扱いですので、
建物を建てることの許可も出ないようです。
しかし、渋谷区(区長?)は諦め切れなかったのか、
東急電鉄の5000系という、古い車両を設置し、
モニュメントとして青少年健全育成の拠点とするとして、
まったく性格の違うものを設置するという考えを、
唐突に打ち出してきました。

ハチ公前広場には、「ハチ公像」という誰もが知るモニュメントがあり、
あえて同じ場所にモニュメントを設置する必要はないと思います。
当初、民間交番を設置して、防犯パトロールの拠点としてや、
道案内なども行う予定だったのですが、
モニュメントになると、人の出入りは基本的にできないため、
拠点になることはできなくなります。

後者より引用

この計画も、
安心安全のために、
渋谷駅前に民間交番を
設置するという話だった
と思っていた。

文教委員会で配布された
資料では民間交番は中止
らしい。

その代わりに、
東急電車車両を渋谷駅前に
モニュメントとして設置
するという・・・

5000系車両を置くことが
いいことか、悪いことかは
さておき、なんだかわからん
という過程を区民の方々にも
知って欲しいところだ。




民間交番設置のその後について

平成18年10月20日
文教委員会
子ども家庭部児童青少年課

1 民間交番から
   モニュメントへの変更
渋谷にゆかりのある電車車両
(東急5000型 昭和29年製造)
製作 東急車輛製造株式会社

2 目的
(1) 渋谷区周辺において実施
   される子どもの相談、広く
   青少年の育成活動を中心に、
   地元商店街の振興、地域の
   美化活動の連携拠点とする。
(2) 渋谷区にゆかりのある電車を
   設置し、これまでの渋谷区の
   歴史を大切にして、ふるさと
   渋谷の伝統文化や区民の生活
   様式の変遷などを青少年に伝え、
   郷土愛を育む。

3 設置予定
 平成18年10月25日(水)に設置し、
 翌日26日(木)より公開予定

4 設置場所
 ハチ公前広場(別紙、配置図のとおり)

5 今後の運営
 町会、商店街、青少年対策地区委員会
 などにより構成される運営協議会に
 より運営する。
              」

どうもまず始めに「民間交番」という構想があってのことのようだ。ということは5001はガーディアン・エンジェルスに売り渡されたのだ!
しかも全く筋の通らない不可思議な「民間交番からモニュメントへの変更」というロジックで、本来ならプレハブ小屋だろうとなんだろうと構わない物の代替として、5001が切断され、台車を外され、置物にされてしまったのだ。鉄道文化遺産と言うべき5001がだ!
許せない!
心の底から許せない!
東急も! 渋谷区も! ガーディアン・エンジェルスも!