村上春樹「アンダーグラウンド」

アンダーグラウンド (講談社文庫)
実はハードカバーを初版で買っていたのに、あまりの分厚さのためずっと積ん読だったのだ。97年発行なので10年記念として今年こそ読もうと元日に決意して、ようやく700頁強を読了。毎日通勤の鞄が重かったよ、やれやれ。
感想というのとはちょっと違うかもしれないが、例えばいろいろな経験して知見が広くても一通りの人生の在り方しか知らない/理解できない人間でいるよりも、自分自身の経験が浅くても多くの人生の在り方を知っている/理解できる人間でいたいなぁ、と思った。


今年は他にも未読にしている本を読んで、「ねじまき鳥クロニクル」以降興味が離れていた村上春樹の作品も読むことにしようと計画中。