嫌な夢

夕方か、薄暗い日中にドアのチャイムが鳴る。中年の男がドアの向こうでよく聞き取れない言葉で「○×※☆」みたいなことを言う。何かのセールスだろうか? 「何の用ですか?」とこちらから聞くと、男は何も言ってこない。ただ苛立たしげな沈黙だけが伝わる。ドアスコープを覗くと、向こうからレーザーポインタで照射された。頭にきてドアを開けてドアチェーンの隙間から様子をうかがおうとしたら無言で覗き返された。澱んだ目が私の目の前にある。
「あんた何者なんだ?!」と大声を出して自分の声で目が覚めた。


レーザーポインタで外から照射されるっていうディテールが嫌さを倍増させてると思った。