「ねじまき鳥クロニクル」
読了。
「国境の南、太陽の西」も「ダンス・ダンス・ダンス」もそうだけど、この時期の村上春樹の小説には「経済的、社会的に上手く行っている人」への違和感みたいなものが必ず含まれていてる。「ねじまき鳥…」の綿谷昇、「国境の南…」の主人公、「ダンス…」の五反田君。それはバブルで金持ちになった日本に対しての違和感と、ベストセラー作家になった村上春樹の自分自身に対しての違和感なのだろうか、と思った。
読了。
「国境の南、太陽の西」も「ダンス・ダンス・ダンス」もそうだけど、この時期の村上春樹の小説には「経済的、社会的に上手く行っている人」への違和感みたいなものが必ず含まれていてる。「ねじまき鳥…」の綿谷昇、「国境の南…」の主人公、「ダンス…」の五反田君。それはバブルで金持ちになった日本に対しての違和感と、ベストセラー作家になった村上春樹の自分自身に対しての違和感なのだろうか、と思った。