「猫―クラフト・エヴィング商会プレゼンツ」

猫―クラフト・エヴィング商会プレゼンツ

猫―クラフト・エヴィング商会プレゼンツ

読了。
寺田寅彦はいいひと。谷崎潤一郎はやなやつ。
それにしても昔は猫の飼い方もえらく乱暴というか、現代的視点から見るととんでもないことばかりで、それでも猫は猫でそれなりにやっていた訳で、結局進歩って何よとか進歩したつもりで退歩してるに過ぎないよねとか情報が人を縛るとか思っちゃう。でも猫にはそんな人間の価値観など無関係であり、それが猫の可愛いところだ。