「ダルマ駅に行こう!」

ダルマ駅へ行こう! (小学館文庫)

ダルマ駅へ行こう! (小学館文庫)

読了。
なんとなく「ネットにこういう情報が載っていたので実際に見に行きました」というだけの内容で、面白味や知的満足に欠けるような印象だったけど、多分著者の人が悪いんじゃなく、ネット時代の趣味って多かれ少なかれ「ネット上にあることの追認」になってしまったのが辛いよな。収集や乗り潰しや歴史研究なんかは既にその道を究めた人がいて手を出すにも敷居が高くなってしまった(全駅乗降とか開いた口が塞がらない)ので、鉄道趣味の主流が列車や車両の廃止みたいなイベントを体験する「祭り」型になったんじゃないかとふと思った。