「レッドアローとスターハウス」

レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史

レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史

読了。
狭山事件で冤罪となった人のアリバイを当時の時刻表から説明するくだりがトラベルミステリっぽくて、原武史推理小説もいけるんじゃないかと思った。
しかし親米保守派の堤康次郎が社長であった西武鉄道が、アメリ新自由主義の権化であるハゲタカファンドに狙われる現状は皮肉というほかないな。