「列車ダイヤの話」

列車ダイヤの話 (1964年) (中公新書)

列車ダイヤの話 (1964年) (中公新書)

古本屋で見つけて購入。
昭和39年発行で、新幹線開通前の東海道本線の列車ダイヤ作成の苦労など、時代を感じさせる内容がとても面白かった。また、日本の鉄道のダイヤが世界一正確なのは、線路容量などのハード的制約が厳しいためにそうなったのだという見地は成る程と思った。
著者は執筆時点で門司鉄道管理局の局長という偉い人なので、どれだけ出世したのだろうとググってみたら、この本の編集者はサラリーマン時代の宮脇俊三だという情報が出てきて驚いた。