「阿久悠と松本隆」

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

阿久悠と松本隆 (朝日新書)

昨年書店で見かけてふらふらっと購入。正月にかけて読み終えた。
以前読んだ松田聖子中森明菜」と同じ著者の人だったのね。
編年で何が発売されてどれだけ売れたといったことを淡々と記述しているだけなのだけど、その年代に生きていた自分にとっては、例えば毎週見ていたドリフに出てくる沢田研二や、幼なじみの女の子が歌うピンクレディーを思い出しながら、その時にこの歌を作っていた人にはこんなことが起きていたのかということが分かるだけで、何だか感慨深い。
何というか、当時は子供だったんだけど、音楽で社会と結び付けられていたんだなあ、という感じ。
それにしてもやはり阿久悠は恐るべしだよな。歌謡曲だけでなくアニソン特ソンにも燦然としている。