「阿久悠と松本隆」
- 作者: 中川右介
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/11/13
- メディア: 新書
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以前読んだ「松田聖子と中森明菜」と同じ著者の人だったのね。
編年で何が発売されてどれだけ売れたといったことを淡々と記述しているだけなのだけど、その年代に生きていた自分にとっては、例えば毎週見ていたドリフに出てくる沢田研二や、幼なじみの女の子が歌うピンクレディーを思い出しながら、その時にこの歌を作っていた人にはこんなことが起きていたのかということが分かるだけで、何だか感慨深い。
何というか、当時は子供だったんだけど、音楽で社会と結び付けられていたんだなあ、という感じ。
それにしてもやはり阿久悠は恐るべしだよな。歌謡曲だけでなくアニソン特ソンにも燦然としている。