今週読んだ本

怒る技術
「怒る技術」
中島道義の「通俗哲学」の本はどれを読んでも同じことしか書いてないように感じるんだが、つい手にとってしまう。つっても図書館で借りたんだが。


ピンカートン探偵社の謎 (中公文庫)
ピンカートン探偵社の謎」
これも図書館でふと手にした本。
アメリカでは第一次大戦後まで全国規模の(現在のFBIにあたる)警察組織がなくて、州を越えた犯罪者の捜索はもっぱら私立探偵の仕事だったということに驚く。
そうまでして国家が権力を持つことを嫌って、自警と私警察に頼っていたアメリカ人はガチだ。こういうメンタリティーをたかだか100年前まで持っていた人たちに「銃を持つな」なんて言っても通じる訳がないわ。