Stop! OYAJI Music

東急5000系に乗っていると、ドア上の液晶TVに「80's DANCE POP SUMMIT」(リンク先 avex)の宣伝が流れて非常に苦々しい。出演者の名前を見て曲が思い浮かぶ私はギリギリ80年代ダンスミュージック世代なんだと思うが、それにしたってリック・アストリーやらベリンダ・カーライルを8000円から8500円も出して見に行く人の気が知れない。いや、気が知れないんじゃなくて、その価値観に呆れる。
だって繰り返しますがA席8000円、S席8500円ですよ。値段の多寡じゃなくてその「金出して自分の若いころの音楽を聴く」って根性が気に食わないし、自分がそんな年齢になってるのが益々気に食わない。おまけにそれが商業的に成り立ってるのが余計に気に食わない。
「あははは〜、ベンチャーズって毎年来日してるよね〜。しかもメンバー全然変わってるし」とか言いつつ、出稼ぎに来るベンチャーズと金を出すベンチャーズ世代を笑ってたのが、気がついたら笑われる側ですよ、まったく!
いや、それどころかベンチャーズはまだ現代で通用するポピュラリティーを持ってるけど、それに比べて80年代ダンスミュージックなんて現代で通用しないというか、よくって歴史的価値があるくらいでしょ。
まったくみっともないったらありゃしない。
レミオロメン」を一昨日知った私が言うのもアレだけど、もっと安いライブを2回とか3回見たほうが健全だよ。