「狼と香辛料16 太陽の金貨」下巻

読了。
ホロとロレンスの物語もこれで大団円。1巻から次第にロレンスが巻き込まれる事件が「強さのインフレ」的に大きくなってゆく中で、最終巻で「夢を追い続ける」ではなく、それに付き合わず「あきらめる」という選択をするところが、この作品らしい終わり方だと思った。
読むものがなくなったら1巻からまた読み直そう。