小田急多摩線延伸計画のトホホ

以前から噂だけは聞こえていた小田急多摩線唐木田以遠への延伸計画に具体的な動きがあったようでニュースに載っていた。
asahi.com:町田市内に1新駅 小田急多摩線、延伸計画-マイタウン多摩


唐木田から先は第三種鉄道事業者が施設を作って小田急が第二種で運行をする形態を想定しているのか。しかも

運行本数は朝夕は1時間あたり急行3本と各駅停車3本、昼間は各駅停車3本を想定。通常の運賃に加えて加算運賃を100円とった場合、開業から29年目で採算がとれると試算した。

ってやる気あるのか。試算した人は朝夕でも10分、昼間は20分に1本でしかも割増し運賃を取られるような電車に自分が乗るかどうか考えてみたら良い。
町田市と相模原市のサイトには、より詳しく延伸計画の採算性を予測した報告書が公開されているが、単純に書類上採算の辻褄を合わせただけのような内容だ。「中間駅を作ると採算が合わないから新駅は1つだけです」って、結局土木工事がやりたいだけなんだろう。
昔の多摩線のように小田急の旧型車が昼間は4両編成で唐木田ー上溝を往復することになったらそれはそれで面白いけどな。