「沿線風景」

沿線風景

沿線風景

昨日の近郊大廻りの最中に電車内で読んでいたのがこれ。
この本自体が「電車内で本を読むこと」をテーマとした書評本であり、旅先でそばやうどんを食べる食べ歩き本でもあるので、近郊大廻りで唐揚げそばを食べに行く途中で読む本には最適だった。
原武史はいつものようにNREの駅そば「あじさい」を批判していて、「あじさい」が不味いという点については同意なのだが、東京駅の駅弁のレベルはNREになってから大きく進歩したので、単純な「NREによる駅弁、駅そばの均質化批判」には全面的に賛同し難いものがある。だって昔の東京駅の駅弁といったらあまりぱっとしないものばかりで、コレと言えるのは「深川めし」か「チキン弁当」くらいだったじゃない。