只見線モニターツアーに参加したよ・一日目

3月初め頃に只見線 Now!さんのツイートで、3/23、24に只見線モニターツアーというのがあるという情報を入手した。モニターのため16,000円というお値打ち価格で1泊2日の旅行ができるというので、某M氏を誘ってツアーに申し込んだ。只見に行くのは久しぶりだが、普段の撮影行とは全く違った体験をすることができたので、遅ればせながら簡単なツアーレポートを。


まずは東京駅発10:12のMaxとき317号で浦佐まで。

浦佐上越線に乗り換えて12:05小出に到着。只見線は13:17小出発なので、待ち時間に食糧調達も兼ねて小出の街を探索。駅近くでなんとも言い難いアヤシイ店を発見。

駅から川を渡った反対側にあるスーパーで弁当とアジフライを買って、駅に戻って昼食にする。そうしているうちに13:01小出着の電車が到着すると、駅のホームで案内の人がツアー参加者の案内を始めた。我々も名前を確認してもらい、只見線ホームに向かう。

雪が壁になっている。

13:07小出駅発。iPhoneで出発時の動画を撮ってみた。

車内には魚沼市観光協会の観光車掌氏が乗車してガイドをしてくれる。

スノーシェッドを抜けて

大白川駅を出て六十里越えの山の中へ。

2013/3/16に廃止になった田子倉駅を通過。左側の窓から見えるのが駅名標なのだが、もう外されて枠だけになっていた。
1時間ちょっとの乗車で14:36只見に到着。


ツアーの一行は只見荘に宿泊するグループと、ますやに宿泊するグループに分かれる。我々はますや組。

チェックインして荷物を置いたら、カメラと三脚を持って再び只見駅に集合。
ここでかんじきを履いて駅周辺の雪が積もった箇所を歩く体験をした。

こんな感じで初めてかんじきを装着したのだが、調子に乗ってずいずい歩いていたら柔らかい雪の箇所で片足がずっぽり雪中に嵌ってしまった。一度嵌ると逆にかんじきが抵抗になっていくら引っ張っても抜けない。結局かんじきと長靴を脱いで掘り出すハメになった。
無事抜け出して、除雪されて積み上げられた雪の高台から、出発する只見線を撮影。


駅に戻ったら、ノンアルコールの甘酒が用意されていた。

米の醗酵だけのほのかな甘さがとても旨かった。
その後、只見駅の除雪用モーターカーを特別に引っ張り出していただき、車内の見学をさせてもらう。


中は思っていた以上に近代的だった。

旋回窓越しの眺め。これはなかなか良い体験だった。


駅の中にある観光センターで奥様へのお土産にくるみゆべしとまたたび飴を買って、一旦宿に戻って休憩。そして18:28只見到着、18:35発の小出行き最終列車を撮影するため、再び駅に戻ってくる。



撮影の後はツアー一同が只見荘に集まり、お待ちかねの晩ご飯である。

この他にも後から肉料理、刺身などが出てきたのだけれど、写真を撮ろうと思っていたのに途中で酔っぱらってそれどころではなかった。食事の量もたっぷりでお腹一杯。

馬肉の刺身も久しぶりに食べた。
食事の締めにでた蕎麦がすごく美味かったのだが、撮っていなかったのが悔やまれる。
食事をしながら、地元の人が撮影した只見線の写真をプロジェクタで見せてもらったのだが、とても一筋縄では辿り着けなさそうな場所から撮影したと思われるものが多く、「やっぱり地元の人には勝てないわー」と思った。


お銚子2本で私も某M氏もすっかり真っ赤になり、ますやに戻って早々に寝た。